2017年5月19日、知的障碍者事故死損害賠償請求訴訟初公判傍聴




2017年5月19日、八王子の知的障碍者の収容施設の責任で起きた知的障碍者高尾山遭難死事件の施設に対する損害賠償請求民事訴訟です。
現行では重度の障がい者の命はゼロ円、という現実を突き抜ける判決や和解が3例しかありません。
今回の事件に対しても被告・施設側は逸失利益ゼロ回答をしてきました。
それで遺族は訴訟に踏み切りました。

命に差別はやめて欲しい

これが遺族の思いです。障害があってもなくても命に変わりはありません。
重度障碍者だから労働不可能、だから賃金は与えられない、したがって逸失利益はない、こういう論理です。

命に差別があってはいけない、合理的配慮義務が全うされれば、重度障碍者でも社会へのかかわりに大きな役割を持つことが出来ます。
この考え方が今回の訴訟のかなめです。

共に、頑張りましょう。



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